ユーミン物語

ユーミン物語

ユーミンの「ライブin Saga Arina に行く」の巻き

■プロローグ 実は、私はこれまでアリーナでのライブやドームライブには行ったことがなかったのです。ところが、我が家の近所にたまたまArinaなるものが出来てしまったのです。オマケに大好きなユーミンが来るというので、まことに遅ればせながらのこと...
ユーミン物語

ユーミン デビューから50年の軌跡??

ユーミンこと松任谷由実のベストアルバム「ユーミン万歳!」がリリースされました。デビュー50周年を記念して3枚組アルバム51曲入りの力作です。すべて新しい音源に作り替えたということです。1970年代に荒井由実としてブレークし、80年代~90年代はまるで黄金期のようなセールぶりを記録しました。そして今また、スタンダードナンバーをたくさん携えて力強くブレークすることは間違いないことでしょう。
シュールな表現

歌の「シュールな表現」についての最初のひとまとめ

歌におけるシュールな表現というものは、どのようなものでしょうか? たくさんのシュールな歌がたくさんある中でも、今回は取りあえず泉谷しげる氏の「翼なき野郎ども」を含む4曲と、ユーミン(松任谷由実)の「時のないホテル」を例として挙げてみました。
ユーミン物語

ユーミンの1stアルバム「ひこうき雲」は時代を超えた

ユーミンこと松任谷由実さんの、アルバムデビューは、1973年「ひこうき雲」です。収録11曲の秀作です。それから約50年、そして今も彼女は自らをアルバムアーティストとして40作に及ぶ作品群をリリースしているのです。それは、本当にすごいことです。 今回は「ひこうき雲」の曲を分析してみました。
メイクドラマ

メイクドラマ曲その1「悲しいほどお天気」【歌の「時間的奥行き表現」について】

ユーミンこと松任谷由実さんの作詞、作曲による「悲しいほどお天気」は優れたドラマメイクの傑作曲である。空間的広がりと時間的奥行きが饒舌に駆使され、ある女性のまるで半生ドラマのような仕上がりとなっている。大学時代に恋人と一緒に志した絵画への道、挫折と別れ、断ち切れない過去への未練と今が饒舌にストーリーメイクされた一曲なのです。