シティ・ポップ、世界でバズる日本人アーティストの歌

コーヒーブレイク

■ユーチューブでバズる昭和の歌手たち

今、日本人の歌がユーチューブなどで、外国人に人気があるということらしいです。その話題をテレビでどこかの局がランキング形式にして、番組化していたのを見ました。

ざっくりと、次のような人たちだということです。

1. 山下達郎 (スパークル For You 他)
2. 杏里(ラストサマーウィスパー)
3. 竹内まりあ(プラスチック ラブ)
4. 角松敏生(
5. 松原みき(真夜中のドア)
6. 大貫妙子
7. 大橋純子(telephoneナンバー)
8. 菊池桃子
9. 中原めいこ(ファンタジー)
10. 杉山清高とオメガトライブ

これらの人は、昭和の時期に活躍した人たちです。
もちろん、ユーチューブには、他の人の歌もたくさん聞かれていることでしょう。日本人の昭和の歌もなかなか捨てたもんじゃないですね。

山下達郎さんなどは、外国のグループがコピーしたり、カバーしたりのバージョンも結構あるみたいです。杏里さんは「オリビアを聴きながら」という曲でブレークしたのですが、そのオリビア・ニュートンジョンも天国に逝かれましたね。

大貫妙子さんは、1973年、山下達郎氏の結成したシュガーベイブに参加して、そのグループ解散後は1976年以降ソロアルバムをリリースしています。

そのスタートからしてティンパンアレー系の音楽に交流が多くあったようですね。特に坂本龍一氏との曲作りでの交流は多くみられます。

竹内まりあさんは、言わずと知れた山下達郎氏の配偶者ですね。達郎氏のアレンジ・プロデュースでアルバムなどを時々リリースされています。

シティポップってどんなジャンル

シティ・ポップ(シティ・ミュージック)というものは定義は曖昧でルールはないと言われますが、概念としては大まかに言って次のような事のようです。

1970年代~80年代に日本で流行していた音楽で、バブル期の都会的な雰囲気が特徴とされるものです。具体的には、山下達郎、竹内まりあ、角松敏生、大貫妙子、吉田美奈子、大瀧詠一、YMO、稲垣潤一、杉山清貴、等のアーティストが支持されているようです。

また、歌謡曲の「赤いスイートピー」(松田聖子)などのヒット曲もそのジャンルとしてカウントされる場合もあるようです。

1990年代に入り、バブル崩壊と共に停滞し、やがてJ-POPの中に埋もれていくような状況となったようです。

しかし、2000年代に入って新しい展開が訪れます。
ストリーミングや動画配信サイトの進展に伴って、アメリカの音楽マニアに再発見されるようになったわけです。

イギリスでは早くから山下達郎の曲などがダンスナンバーとして評価されるようになり、「J・レアグループ」「J・ブギ」と呼ばれたとあります。

それが、2010年代に入るとアジア圏でも再評価がなされるようになったのです。例えば竹内まりあ「プラスティック・ラブ」(1984)は2021年.6月現在で3,900万回の再生結果となり、松原みき「真夜中のドア~Stay With Me」(1979)なども再生数を稼いでいるようです。

もともと、日本では歌謡曲として、或いはCMソングやテレビドラマのテーマ曲としてヒットした歌も多く、政治的な色合いのない歌ばかりですが、その源流を辿ると、はっぴぃえんどYMOなどの音楽性に行きつくようです。

ですから、60年代後半から70年代のフォークの激動期を潜り抜けた思想性とその当時、洋楽の音楽性の高さの洗礼を受けた人たちが、そのすべてをバックに持ちつつ、敢えて商業音楽的な活動を行ったものと理解すればいいのではないでしょうか。

つまり、大まかな系譜としては60年代のビートルズやボブ・ディランの影響を受けて、音楽性を磨きその成果としての70年代の百花繚乱的ブレイクの様々がありました。

そこで力を付けた人たちがその後もコンサート活動・Live、作詞や作曲、アレンジ、プロデュースその他精力的な音楽活動を継続した結果の総体としてのシティ・ポップという現在のバズリ現象というものがあるということです。

シンガー・ソングライターを目指す貴方へ

ここで、見逃してなならない重要なポイントとは、常にその時代の高いクオリティを目指すということはもちろんの事ですが、過去におけるビートルズ以降の高い音楽性を幅広く自分の中に吸収し、その上でそれらに負けないオリジナル性を確立すると言うことです。

今、起こっている現象として、今の若い人たちが世代的に60~70年代の音楽から遠ざかれば遠ざかるほど自分たちの音楽性のレベルを低下させてしまっているという現象です。

これは、裏を返せばある意味で絶好のチャンスです。周りのライバルの力が落ちているのですから、力を付けた貴方の音楽性が上昇して上をいくようになるのは近いことかも知れません。

作詞に関して言うならば、自分の思いの丈をズラズラと並べ立てれば、相手に伝わるはずだという錯覚を捨て去りましょう。等身大の貴方などには誰も興味はありません。

もっと、オリジナルで有効な方法を編み出してください。そうでないと貴方の表現には、霞のかかったような色合いの乏しい、不鮮明で曖昧な印象しか残らないものになってしまいます。

聴く人に、貴方は可視的なものだけでなく、手触りや色、匂いなど五感を通して伝わるような工夫、そしてドラマメイクという魔法の手段を用いて、相手の心の内側に滑り込むように努力してみましょう。

貴方の伝えたいことを、聴く側の相手のイメージの中で瓜二つのように再現できるためには、ドラマと五感に上手く変換することです。
結果、他とクロスしない感性(エモーション)の作品を生み出すことで勝負してください。

近い将来的には、サロン講座でも開いて実際に皆さんの力を試してみるような機会を設けてみるのもアリかと思います。ご意見、感想などがあれば、どうぞコメント、メール等お寄せください。
コメント欄は、記事の後に最下部までスクロールしていただくとあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました